- BOSE の SoundLink Mini が気になってるんだけど、値段が高めだから買うのは勇気がいるなぁ。
実際に使っている人の感想を聞きたい。 - みんなワイヤレススピーカーをどうやって使っているんだろう?
こんな悩みにお答えします!
■この記事を書いた人
FIREしたWebエンジニア
一日中プログラミングしたりガジェットを触ったりしています
ギタリストとしても20年以上のキャリアがあり、PAやレコーディングエンジニアとしても活動していました
- SoundLink Mini の特徴
- 使用して気になった点
- ワイヤレススピーカーの使い方アイデア

SoundLink Mini(サウンドリンクミニ) ワイヤレススピーカーの特徴
BOSEならではの重低音と迫力のサウンド
BOSEと言えば低音が魅力ですが、この「SoundLink Mini(サウンドリンクミニ) 」もちゃんと「BOSEの音」がします。
全体的なサウンドは素直でクリアな傾向で、ドラムやベースなどの低音楽器がしっかりと鳴ります。
安物の小型スピーカーのような「サウンドが薄っぺらい」「音がシャカシャカと耳障り」ということはありませんし、臨場感も文句なしです。
一方で「BOSE製品は低音が出過ぎ」など賛否両論ありますが、それでもこのサイズでこれだけの迫力と低音が出せるのは凄いです。
Bluetoothで簡単に接続できる
SoundLink Mini(サウンドリンクミニ) はBluetoothで接続します。
私はiPhoneやiPadと接続して使用していますが、Bluetooth設定画面に表示された「SoundLink」をタップするだけで簡単に音を再生できました。

この手軽さなら、こういったデジタルデバイスが苦手な方でも問題なく使用できそうです。
ちなみに、ボタンが重いので押すのにちょっと力が必要。ここは少しマイナス評価かな…

小型・丈夫で使う場所を選ばない

SoundLink Mini(サウンドリンクミニ) のサイズは「12.7 cm (W) x 13.1 cm (H) x 5.6 cm (D) 」となっています。
上の画像は「iPhone SE」と並べたもので、サイズのイメージがしやすいかと思います。
このサイズでなんでこんなに臨場感とパワーのあるサウンドが出るんでしょうか。
アルミ製の本体はいかにも頑丈で、多少落としたくらいでは壊れなそうですし、高級感があってカッコいい。
軽さも売りではあるようですが、初めて持ったときは「けっこう重いな」という印象でした。
680gですからね、カバンに入れると「ズシッ」ときます。
ただオーディオ機器にとって「重さ」は音質に関わってくるところですし、この重量だからこそドッシリとしたサウンドが出ているところもあるでしょう。
SoundLink Mini(サウンドリンクミニ) のスペック
SoundLink Mini(サウンドリンクミニ) のスペックを表にまとめました。
■Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II スペシャルエディションのスペック
接続方式 | ・Bluetooth ・AUX入力(ステレオミニ:φ3.5 mm) |
スピーカーフォン | ◯ |
連続再生時間 | 最大12時間 |
充電時間 | 約4時間 |
充電方式 | USB(Type-C) (旧製品はMicro-B) |
外形寸法 | 18 cm(W) x 5.1 cm(H) x 5.8 cm(D) |
本体重量 | 0.68 kg |
ワイヤレス通信距離 | 最大9 m |
公式サイト | BOSE |
SoundLink Mini(サウンドリンクミニ) を使用して気になった点
これはSoundLink Mini(サウンドリンクミニ) に限りませんが、小型スピーカーはどうしてもサウンドが窮屈になってしまう傾向があります。(音の天井が低いという感じで、臨場感とはまた少し違います)
これは小さい箱で鳴らしている以上、物理的に仕方のないところです。
また、「低音の出過ぎでサウンドがこもって聞こえる」というのもあります。
音には「マスキング」という効果があって、「特定の帯域が大きく出ていると、他の帯域を弱めてしまう」というものです。
低音を売りにしている以上、しかたがありません。
同社製品の「Companion2」のような設置場所を固定して使用するスピーカーであれば、「インシュレーター」などでサウンドをコントロールする方法もありますが、SoundLink Mini(サウンドリンクミニ)はそういうスピーカーではありませんから、ここは諦めています。
とは言え、買って損したというほどの「音のこもり」ではありませんし、個人的にはこれだけのサウンドが出てくるのは、やはり驚異的です。
以上から、本製品は「そこそこのクオリティで気軽に音楽を再生する目的で使用するべき」で、本気で音質を追求したいならワイヤレススピーカーは選択肢から外すのが賢明と思います。

ワイヤレススピーカーはこういう時に使っています
ここからは私のワイヤレススピーカーの使い方を紹介します。
基本的に、襟を正して音楽を楽しむのではなく、「何かをしながら音を再生する」という目的で使用しています。
楽器の練習時にメトロノームや伴奏を再生

私はギターを演奏するのですが、ワイヤレススピーカーは特にメトロノーム練習するときに便利です。
スマホアプリには無料のメトロノームアプリがあり、これを利用しているミュージシャンは多いと思いますが、スマホではいかんせん音量が足りません。
とは言え、メトロノームを鳴らすためだけに機材を引っ張り出すのもメンドくさい…。
SoundLink Mini(サウンドリンクミニ)なら音量も十分ですし、簡単に音を鳴らせるので助かっています。
「iReal Pro」のような伴奏の再生にもいいですね。
ベースやバスドラムの音がしっかり出てくるのでリズムを感じやすいですし、「音が一体化する感覚」も味わえます。
料理するときの英語リスニング
私は料理をするときに英語のリスニングをしています。
スマホから出てくる音だとシャカシャカして耳が痛くなるのが悩みでしたが、ワイヤレススピーカーであればその心配はありません。
英語リスニングの上達には、とにかく英語をたくさん聴く「多聴」が重要なのですが、気分が乗らないときなどはついついサボってしまいます。(音声を流すだけなのに不思議なものです)
いいワイヤレススピーカーを買うとリスニングにも積極的になったので嬉しい相乗効果でした。
ラジオやオーディオブックなどの音声メディアの再生にも活躍してくれますね。
こういったメディアの再生はスマホで済ませてしまう方も多いと思いますが、音質がいいと聞き疲れしないですし、聞くこと自体が楽しいです。
ぜひ試してみてください。
まとめ

BOSEのワイヤレススピーカー「SoundLink Mini(サウンドリンクミニ)」について見てきました。
小さなスピーカーですが、見た目からは想像できないような臨場感とパワー、そして「BOSEの重低音サウンド」が出てきます。
同社製品の2chスピーカー「Companion2」と比べても引けを取らない音質です。
ポンと置いてすぐに音を出せるので、「音楽を聴きたい」「楽器を練習したい」という衝動が熱いうちに音を出せるのはストレスがありません。
この記事がワイヤレススピーカー導入の参考になれば幸いです。
- 場所を選ばずにBOSEのサウンドを楽しみたい方
- 楽器練習に使える「ラクなスピーカー」が欲しい方
- 英語のリスニングや音声メディアの再生に利用したい方
