キーボード

Majestouch(マジェスタッチ)の青軸でタイプライター感を味わう

記事内に商品プロモーションを含んでいます。
  • Majestouch BLACK や NINJAを購入しようか迷っている
  • Majestouch を使った人の感想を聞きたい
  • メカニカルスイッチの青軸ってどう?

この記事では、こんな悩みを解決します。

この記事を書いた人

はやと

プログラマー兼キーボードディスト

その日の気分やシーンによって複数のキーボードを使い分けています

メリット/デメリット・打ち心地・タイピング音に至るまで、このキーボードの特徴をお伝えします

出会いは家電量販店の試し打ちでした。

当時の私は「青軸のキーボードはゲーミング用途」という印象がありました。

私はゲームをしないので青軸キーボードを購入するつもりはなかったのですが、試し打ちから数日経ってもあの「カチカチ」という打鍵感と打鍵音が忘れられず、ついに購入。

そんな仕事道具というよりは「気分転換のおもちゃ感覚」で購入した「Majastouch(マジェスタッチ) NINJA」ですが、使ってみるとしっかりとした作りで「おもちゃ呼ばわりは失礼だったな」という感想です。

それではMajastouch(マジェスタッチ) NINJAのレビューをお伝えします。

この記事で分かること
  • Majestouch NINJA の特徴
  • 実際に使用した感想
  • 青軸キーボードのメリット・デメリット
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Majestouch(マジェスタッチ) NINJAの特徴

キーの前面に印字することで無刻印のようなデザインになっている

Majastouch(マジェスタッチ) NINJAは、印字がキーの前面に施されています。

使用者以外の角度からは無刻印のキーボードに見えるのが特徴で、これが「NINJA」というモデル名の由縁のようです。

「無刻印はカッコいいけど、買うのは勇気がいるな」という方にはうってつけでしょう。

印字に指が触れることがないので、長期の使用による印字のかすれとも無縁ですね。

キースイッチは「CHERRY MX」の4種から選べる

Majestouch(マジェスタッチ) は、NINJAだけでなく全てのモデルに「CHERRY MXスイッチ」を使用しています。
メカニカルキースイッチといえばCHERRY MXというくらいの定番ですね。

長年親しまれているだけあって、信頼性と耐久性が高いです。

選べる軸は4種類で、下記の表にまとめたので参考にどうぞ。
それぞれに特徴があって好みの分かれるところなので、可能であれば実際に店頭で触ってみてください。

■Majestouch NINJAで選べる軸の種類と特徴

軸の種類特徴
赤軸クリック感がなく静かな打鍵音。
押下圧が低く指への負担が少ないので、長時間タイピングする方に
茶軸スタンダードタイプでメカニカルスイッチが初めての方はこの茶軸がおすすめ。
適度な打鍵感があり、軽快な入力感が楽しめる
青軸カチカチとした爽快な打鍵感とタイピング音を楽しみたい方に。
かなり大きな音が出るので、使う場所や時間を選ぶ
黒軸キーが重いがクリック感はない。
しっかりとした押し心地を楽しみたい方に。
赤軸と同様、静音性が高い

フルサイズ/テンキーレスを選べる

Majestouch(マジェスタッチ) NINJAはテンキーありのフルサイズモデルと、テンキーレスモデルがあります。

私はあまり数字入力をしませんし、省スペースにしたいのでテンキーレスを購入しました。

プログラマーやエンジニアにはテンキーレスのキーボードがおすすめです。

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スペック表

私の購入した「Majestouch NINJA Tenkeyless」のスペックをまとめました。

Majestouch NINJA Tenkeylessの仕様

キースイッチメカニカルスイッチ
Cherry MX
キー数87キー
キー配列英語US ASCII配列
キーピッチ/キーストローク19mm/4 ±0.5mm
Nキーロールオーバー対応
サイズ幅357×奥行137×高さ37mm(スタンド使用時49mm)
重量980g
対応機種Windows XP SP2以降/Vista/7/8/8.1/10 が動作するDOS/Vパソコン
インターフェースPS/2,USB
(PS/2は変換コネクタを使用)
ケーブル長1.5m(直付)
付属品Windowsキー(前面印刷タイプ)、FILCO Key Puller
その他RoHS対応

「Majestouch(マジェスタッチ) NINJA」青軸を使用した感想

それではMajestouch(マジェスタッチ)の青軸を使用した感想を見ていきましょう。

私が購入したのは「NINJA」ですが、基本的な設計は同じなので、Majastouchの別モデルの購入を考えている方にも参考になると思います。

振動が少なく静音性が高い

私はキーボードを強く打鍵しがちなので、振動の伝わりやすいものだとデスクがドコドコと鳴って結構うるさかったりします。

この「振動」というのが意外と厄介で、タイピングがうるさくなるだけでなくデスクへの振動が指先に伝わって打鍵感に雑味が混ざってしまいます。

その点Majestouch(マジェスタッチ) は、打鍵時に発生する負荷と振動を内部で逃す設計になっているようで、キーの打鍵感と打鍵音をクリアに楽しめます。

私は青軸をチョイスしたため、「カチカチ音がうるさいんだろうな」と思っていましたが、想像していたよりもずっと静音性が高いです。

こうした基本性能の高さに、FILCOのこだわりとユーザーへの思いやりを感じます。

青軸キーボードは現代のタイプライター

前述のとおり、私は「カチカチ」という打鍵感と打鍵音を楽しみたかったので、青軸を選びました。

スイッチを押している・入力をしている感覚が強く、テンションが上がります。男子ならこの感覚は分かりますよね。

でもこの懐かしいような入力感、何かに似ているなと思っていたのですが、ふと気付きました。

そう、「タイプライターっぽい」んです。

実際のタイプライターはもっとガチャガチャ音がなるし、スイッチと言うよりはレバーに近い打鍵感なので、青軸をタイプライターと言ってしまうのは少し大げさかもしれませんね。

タイピングしているときにぼんやりと感じていたレトロ感の正体がわかってスッキリしました。

個人的に青軸はすぐ飽きる

タイプライター感が魅力の青軸ですが、最初はタイピングが爽快で楽しかったものの意外とすぐに飽きてしまいました。

この辺は好みになると思いますが、長く使いたいのならスタンダードな茶軸や赤軸がいいですね。

はやと

でも、ふとした瞬間にあの「カチカチ」が恋しくなるんですよね。

青軸のキーボードは一台は手元に置いておきたいです。

さいごに

FILCOの「Majestouch(マジェスタッチ) NINJA」のレビューを見てきました。

メカニカルキーボードは悪い意味でキーが軽く感じるものがありますが、Majestouch(マジェスタッチ) NINJAはしっかりとした作りで安定感のある「大人なキーボード」だと感じました。

「これまで安価なキーボードを使っていたけれど、一段上のしっかりしたものが欲しい」という方の選択肢に入るキーボードです。

Majestouch NINJAはこんな方におすすめ
  • 初めてメカニカルキーボードを購入する方
  • 基本性能のしっかりしたキーボードが欲しい方
  • キーボードのデザインにもこだわりたい方
FILCO Majestouch NINJA USB&PS2両対応 USアスキー配列87キー
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